
人生には理由がある
vol.17 後編
宝塚OG・エンターテイナー・脚本家/天真みちるさん
天真みちる/宝塚OG・エンターテイナー・脚本家
"挫折と葛藤の末に見つけた
自分の輝かせ方"
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自分の価値は自分で探す。
天真みちるさんがたどり着いた答えとは
きっかけはある演目での「村の男」役。細かく人物像をイメージし、男役のかっこよさよりも面白さを追求した結果、客席から笑いが起こるなど確かな手応えを感じました。観客の反応や役を掘り下げる楽しさから、おじさんを演じる方が性に合っていることに気づきました。急きょ代役を頼まれおじさんを演じたところ、演出の先生から「あまりに面白かったので、代役であることに気づかなかった」と褒められ、そこで初めて自分の存在が認められたと感じました。「もっと認められたい!」と他にはない独自の「おじさんルート」を選び、その道を極めることを決意したのでした。
研究科生の中にはなかなか芽が出ずに「価値を見出してもらえなかった」と退団してしまう人もいましたが、天真みちるさんは「自分の価値は自分で探すべき。辞めるのは、あがいてあがいてやるだけやってみてからでもいい」と考えるようになっていました。受験の時と同様、みんなと同じ方向を目指すのではなく、自分の価値をどこで活かせるかを見極め、その方法を考えること。そうした客観的な視点と戦略が天真みちるさんの大きな武器になっています。
「当然私も最初のうちはトップスターを夢見たこともありました。でも音楽学校に受かった時に、みんなは全力で走り始めたのに私はずっと準備運動をしていて、気がついたらもう間に合わないほど差がついていました。本気を出さずに準備運動ばかりしていたのは、自分はトップになれないんだということに気づきたくなかったのかもしれません。でもタカラヅカ人生のどこかで、たくさん汗をかきながら自分が今一生懸命頑張ってるって胸を張れることはないか考えた時に出会ったのが、おじさん役だったんです」。

初めてタカラヅカを観たときに感じたトキメキや興奮を誰かに与えることは、自分にはできないかもしれない。だけどトップだけでは舞台は成立しない。箸休め的な存在として作品の一つのピースになら、なれるかもしれないと思った時、「居場所を見つけた気がしました」と言います。
今、天真みちるさんはタカラヅカで経験したことを糧に、「歌って踊れる物書き」として、俳優、脚本、演出など幅広く活躍し、「いつか自分にしかできない舞台をつくること」を目標に日々さまざまなことにチャレンジしています。思う道に進めなくても自らの力で居場所を作り、見事に花を咲かせた天真みちるさんなら、これからもきっと今までになかった素晴らしいエンターテインメントを私たちに見せてくれるに違いありません。
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天真みちるさんのお気に入りアイテム!

肌に負担のかかる舞台メイクをしていたタカラヅカの頃もスキンケアには無頓着だったという天真みちるさん。「肌の弱い子は、舞台のたびに肌荒れをしていましたが、私はどんなに濃いメイクをしても全く平気で、肌の悩みというのが一切なかったんです。いつもすっぴんだからクレンジングもしませんし、帰ったら冷水で顔を洗って終わり。ドンキで買った安くて大きな化粧水を適当につけているだけでした。でも少し前に美容皮膚科で働いている同期に肌診断をしてもらって“もっとちゃんとケアした方がいい”と言われてから、少し気にするようになったので、今回のお話は嬉しかったです。これまでやっていなかった分、違いが顕著に分かりました。特にディアーゼのホワイト スージング ジェルマスクは、美容成分が贅沢に入っていて、ひたひたですごく気持ちよくて、お風呂上がりの習慣になりました。
マジェスタのWクレンジング セラムは、しっとりしていてつっぱらず、無香料なのが気に入りました。あとは薬用エクメールのスキャルプシャンプー!すごくいい香りで癒されます。15年間ブリーチやカラーを繰り返して、かなりダメージがあるのですが、洗い上がりが軋まず、乾かした後も収まりがいいんです。あと、いつもベレー帽をかぶっているので、スキャルプ ケア ショットは頭皮のケアができるのが嬉しいですね。旦那さんも一緒に使っています」。