ぷっくり唇が〝幸せ〟を呼ぶ!?

ぷるんとした厚みのある唇は、若々しさとハッピー感の象徴です。逆に唇が薄く乾燥していたりするとしぼんで見えて幸薄顔で老けた印象に。唇の厚さは個人差がありますが、リップメイクでぷっくりとさせることは可能! その際のポイントがリップをレイヤーすることです。色を混ぜたり、重ねたりすることでボリュームのある口元演出は叶うのです。〝カジュアル〟〝色っぽ〟〝きちんと〟3つのシーン別にぷっくり唇のメイク法を考えてみました。色選び、塗り方を参考にして口元からハッピーを引き寄せて。

カジュアルさんは
ベージュ×オレンジを
じんわりグラデ

程よいラフさが欲しいのでベース色のベージュ(桃花茶)を直塗りで。唇の端も塗り漏れのないようしっかり塗って。

適度な血色感と立体感を出すため、オレンジリップ(茜柑子)を唇の中央に塗る。唇の幅3分の1を目安に。

2つのリップをなじませるため最後に上下の唇を合わせて〝んぱっ〟とさせて。

ヘルシー色っぽさんは
ローズピンク×レッドを
ぽわんとレイヤー

ローズピンク(牡丹)のリップを唇全体に直塗りで。唇の端までしっかり塗って。

次の色がぼやけずきちんと重ねられるように余分なリップをティッシュオフする。

レッドリップ(真紅)を上下の唇の中央にポンポンとのせる感覚で塗る。唇の中央を軸にリップの幅1個分左右にポンポンする。

最後は上下の唇を合わせて〝んぱっ〟とさせて。強く何度もやるとリップが混ざって濁るので軽くでOK。

上品きちんとさんは
ワインレッド×ベージュを
MIX塗り

濃い色味のリップを塗った際に唇がガサガサしていたりシワが目立つと残念度大。そのままリップを塗ってしまうと上滑りしてしまうので、必ずティッシュオフを。

ワインレッド(姫林檎)とベージュ(杏緋)のリップを1対1の割合で混ぜたらリップブラシで唇の輪郭をとっていく。コツはブラシを寝かせてブラシのサイドを唇のラインに沿わせること。そうすることでブレずに綺麗に塗ることができる。

唇の輪郭を丁寧に描いたらあとは内側の塗り埋めていく。塗り漏れがないよう注意。

レイヤーと言っても色の選び方、重ねたり、グラデーションにしたり塗り方で印象を変えられて勉強になります!口元をボリュームアップしてハッピーを引き寄せたい!

carrieさん

メイクアップアーティスト。大胆で今らしいスタイルに繊細な技術が掛け合わされた美しいメイクが多くの支持を集め、CM、広告、雑誌などで幅広く活躍。