覚悟も必要。
でも楽しまなくちゃ。
美木的エイジングの捉え方

年齢を重ねるにつれ、美容、ファッション、生き方に迷いが出てくるもの。アラ還の美木さんは現在進行形で美しさと幸せオーラを更新中です。どうエイジングと向き合っているのですか? 「確かに体力的な衰えであったり、肌が、二の腕が、脚が…など、年齢を重ねるにつれ、気になるところはいっぱい出てきます。挙げればきりがない(笑)。だけど、変化を受け入れて楽しまなくっちゃ! そう思っています。楽しまなくっちゃ前に進めないし、もったいないですもの。私のサロンにも、メイクもファッションも美容もどうしたらいいか分からないという方が多くいらっしゃるんです。一人一人、生きてきた歴史も好みも違うから、魅力的に見える方法やゴールも異なります。そこで、お伝えしているのが、〝自分が何が好きだったかを思い出す〟ということ。女性の多くは、好きなものってそんなに変わらないの。だけど、お母さんだから、仕事でこうしなくちゃいけないから…と知らず知らずのうちに枠にはめていってしまい、本来自分が好きなものから離れてしまうんですね。そうなると好きな自分から遠ざかってしまうんです。年齢を重ねていくことをポジティブに受け入れるためには、まずは自分の好きを見つける。好きが見つかるとぐっと未来は見違えます」

美木さんの
グッドエイジングスキンケア

「サロンにいらっしゃる方の肌を見て、スキンケア事情を聞いていても、圧倒的に足りていないなと感じるのが洗顔です。毎日することだから慣れ過ぎてしまってきちんと洗えていなかったりするのに加えて、変化させにくいお手入れだと思うんです。だから、洗顔料に変化をつけたり、ふきとり化粧水で汚れを一掃する一手間を加えることが大切だと思います」

洗顔時に洗い漏れしがちなのが小鼻の脇や口角などの細かい箇所。クリームタイプの洗顔だと隙間なく塗布できて洗い漏れしにくいのがいいですね。

コットンにたっぷりだしたふきとり化粧水で顔全体をふきとっていくのですが、耳裏やアゴの裏側までしっかりケアしましょう。最後は年齢の出やすい手の甲もケアするのがおすすめです。

より自由に! 
ファッションの楽しみ方

「自分の好きを思い出すなり、見つけることができれば、ファッションへの迷いも消えるはずです。私はその日の天候と気分でコーディネートを組みます。今日のお題は秋のショッピングだったので、上下オフホワイトにしつつ、ニットとベロアという異素材を合わせることでシンプルなコーディネートに奥行きを出しました。」

「ファッションのアクセントとしてもそうですが、私らしさを後押ししてくれるのがこのペンダント。思い返せば小学生の頃から制服の下に隠してお守り的な感覚でペンダントをしていました。チャームも父のイタリア土産だったり、寮生活をしていた頃に家族の写真を入れてつけていたハートのロケットチャームだったり、夫がプレゼントしてくれたものだったり。思い出や思い入れがあるアイテムなので、それが私らしさを作ってくれているのかもしれません。不思議とこのペンダントをつけるとよりそのファッションが馴染む気がするんですよね」

美のために続けていること、
やめたこと

「続けているのは髪のケア。小さい頃から丁寧にブローしてケアしてきました。もともと髪が太く広がってしまうことがコンプレックスで。だからやるしかなかったというのが正しいかもしれませんが…。ツヤのある髪って若々しく見えますしね! もうルーティンになっているので、これからも丁寧なブローは続けていきます。そしてやめたこと…。年齢を重ねていくにつれて正直やめるより加えていくことの方が多いですよ(笑)。何もしないできれいな人なんていないですから。ただ、辛い時、どうしようもなく落ち込んでいる時など、スキンケアどころじゃない時だって長い人生ありますよね。そういう時は無理にやらないでいいと思うんです。スキンケアやお手入れを〝やらねば〟と負荷にしてしまうと続かない。かといってやらなすぎもダメ。バランスをとりながら好きな自分をイメージしてお手入れしていきたいですね。人生長いし、いろいろありますもの。」

「好きを見つけること」の大切さや楽しさが伝わってきて、年齢を重ねることが楽しみになりました。私も美木さんのようにハッピーオーラをまといながら年齢を重ねていきたいです。

美木ちがやさん

トータルビューティクリエイターとして、母サチコさんとKAWABE LABを主宰。その他、ヘア&メイクとして雑誌や広告で活動したり、スタイリングや広告ビジュアルを手がけるなど幅広く活躍。