ダイエット成功のカギを
握るのは8つの「脳番地

肥満脳について教えてくれるのは、脳内科医の加藤俊徳先生。
〝肥満脳〟というのは、ただ太っている状態のことではなく、脳が鈍感になっている状態のこと を言います。例えばお腹が空いているかわからなかったり、なぜかダイエットが続かなかったり。そういった方は自分の脳が体調や環境の変化に気づけず、過食、運動不足、睡眠不足の3つのいずれかに陥っている場合が多いのです。

そんな肥満脳を刺激することで、感度の高い〝ダイエット脳〟の状態を取り戻すことができれば、結果として痩せやすい体型へと変化していきます。つまり、脳の仕組みにうまくアプローチすることが、リバウンド無く痩せる近道だと言えます。

肥満脳からダイエット脳に変わるには、まず自分の脳タイプを知ることが重要です。脳には1000億を超える神経細胞があり、同じような働きを持つ細胞たちは同じ場所に集まっています。

そこで、脳を一つの街に見立てて、それぞれの働きに番地をつけました(=脳番地)。痩せられない原因となっている自分の思考や行動を振り返り、それぞれの脳番地と照らし合わせることで課題を見出し、脳トレで強化していくことでダイエット脳へと近づくことができます。

あなたの肥満脳タイプを
チェック!

まずは、チェックリストで自分の肥満脳タイプを認識しましょう。多く当てはまった脳の部分が、特に衰えている可能性大! 複数当てはまる方は、それだけ肥満脳になっている証拠です。

【脳トレ編】では
〝肥満脳タイプ別〟脳トレを
ご紹介!

ダイエット脳になると痩せるだけでなく、頭の中が研ぎ澄まされて思考がクリアになり、仕事やプライベートにもプラスの効果が。詳しい脳トレ法は、続く〝脳トレ編〟でチェック!

加藤俊徳先生さん

脳内科医、医学博士。加藤プラチナクリニック院長。株式会社「脳の学校」代表。発達脳科学・MRI脳画像診断の専門家として診断・治療を行うほか、ラジオ、TVでも活躍。著書に『勝手に〝やせ体質〟に変わる! ダイエット脳』(学研プラス)等。