2024.08.14

How to start a life with plants

フローリスト/前田有紀さん

Beauty

真夏でも存分に楽しめる
植物のある暮らしの始め方

真夏でも存分に楽しめる
植物のある暮らしの始め方

前田有紀さん/フローリスト

1981年生まれ、横浜市出身のフローリスト。慶應義塾大学卒業後、2003年にテレビ朝日に入社しアナウンサーとして活躍。2013年に退社し花業界へ転職。現在はフローリストとしてイベント装飾や店舗運営を行っている。表参道に構えるフラワーショップNUR(ヌア)の運営を行っている。

家に花やグリーンがあると気持ちが上向くもの。けれど何をどう飾ればいいの?
お世話はどうしたらいい?そんな疑問をフローリストの前田有紀さんに質問!
真夏でも楽しめる植物との付き合い方をレクチャーいただきました。

Youtube

公式YouTubeチャンネルでは、紹介動画をご覧いただけます。

Q1.夏って植物がすぐに枯れちゃうイメージなのですが…

A.

暑さや湿気に強い植物もいっぱいあるんですよ!水やりをそんなにしなくてもOKな手間があまりかからない観葉植物を選んだり、切花は水の入れ替えや茎を切るなど、こまめにケアすることで真夏もフレッシュで生き生きとした花々を楽しめます。

Q2.切花や葉物を活けたいけど花瓶とのバランスが難しい!

A.

一つの花瓶にいろんなお花を活けようとしていませんか? まずは花瓶ごとにお花を活けるのがおすすめです。お店で売っている切花は大体30〜40cmの長さが一般的なので、その半分くらいの高さの花瓶(20cm程度)を選ぶとバランス良く活けられます。

初心者にもおすすめのグリーン3選

1.アンスリウム

半日陰でも育つので、日当たりを気にしなくて良いのが魅力です。艶やかな葉と仏炎苞といわれる葉の一種が花のような佇まいで南国感ある見た目も夏にぴったりです。

Care Point

水やりの頻度は週一程度でOK。葉が乾燥すると良くないのと、葉ダニ予防にもなるので霧吹きなどで葉水を上げるとGOOD。葉水は毎日あげても◎。

2.サンスベリア

茎の中に水分を含んでいるサボテンに近い植物で、お世話をしなくても元気でいてくれます。酸素を放出してくれるので寝室に置くのもおすすめです。

Care Point

葉が乾燥してきたと感じたら土に水をあげる程度で大丈夫。ただ毎日観察することが大切です。ほこりがついていないか?乾いていないか?と目をかけて。

3.ドラセナ・コンシンネ・レインボー

鉢植えでも切花としても売られている葉物。繊細な赤い葉が華やかでお部屋のアクセントに。日光を好むので、直射日光の当たらない明るい窓辺がベストポジションです。

Care Point

切花の場合、根っこが生えてくるとラッキー。水耕栽培のような形で長いこと元気でいてくれます。水の入れ替えも数日に1回くらいでもOK。

真夏もフレッシュに!
切花の楽しみ方

通年出回るガーベラや 南国の花がおすすめ

観葉植物以上に鮮度が重要な切花。夏は花屋さんに通年出回っているガーベラや、比較的暑さに強い胡蝶蘭やクルクマのような南国に咲く花を選ぶのがおすすめです。切花に関しては毎日水を入れ替える、こまめに茎をカット、鮮度保持剤を活用するなどすれば夏でも長持ちしますよ。

長持ちさせるコツ

TIPS1.
3〜5cmの浅水で生ける

ガーベラのように茎に毛が生えている植物は水が濁りやすく、またバクテリアの影響を受けやすいため活ける時は3〜5cmの浅水にしましょう。

TIPS2.
茎を1cm程度ずつカット

毎日水を換えるのはもちろんですが、数日に1回1cmずつ茎をカットするともちがぐんとアップ。茎が短くなったら花瓶を変えるのも楽しみ方の一つです。

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What's next?

2024/8/20
次回は「真の美しさとは何か?母娘で紡ぎ続ける美容物語」をお届け。
トータルビューティクリエイターとして活躍する母娘、
川邊さちこさん&美木ちがやさんのインタビュー記事をご紹介。お楽しみに!

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