
心に留めておきたい
寂聴さんの五つの言葉
寂聴さんの言葉 その1
「人間は笑わなきゃダメ。どんな時でも笑えたら、その瞬間に気が楽になる」

Manaho’s VOICE
「瀬戸内が笑うと、本当にかわいらしくて周りがぱっと明るくなるんです。あの笑顔をみるともっと笑わせたい、もっと喜ばせたいって気持ちになるんですよね。“辛い時でも無理をして笑うことで幸せがやってくる”といつも言っていました」
寂聴さんの言葉 その2
「人の言うことを気にする必要はない」

Manaho’s VOICE
「良いことを言ってくれる人も多いのに、なぜ少数の悪口を私は大きく受け止めるのだろう。私のことをよく知らない人に私が傷つけられる必要はないと、思えるようになりました」
寂聴さんの言葉 その3
「生きることは愛すること。自分と自分の人生を愛しましょう」

Manaho’s VOICE
「自分を好きになれなかった10代は未来に希望なんてなかった。そんな私が寂庵にきて、先生のそばに置いてもらって、その幸せな環境で、今は自分の人生を愛せている。たった一度の人生が先生に出会えたことできらめきました」
寂聴さんの言葉 その4
「若き日にバラを摘め」

Manaho’s VOICE
「瀬戸内は、当時99歳で私たちを見て、なんで若い子はこんなに恵まれているのにもっと色んなことしないんだろうって言っていました。瀬戸内に背中を押されて私も色々なことに挑戦しましたが案外できたりするもんなんです。それから自分の可能性は自分で決めてはいけないと思うようになりました」
寂聴さんの言葉 その5
「どんなことも同じことは続かない。それが『無常』」

Manaho’s VOICE
「震災時、被災地の方々に、絶望しないでくださいとのお話をされていました。無常の教えは、逆境だけでなく、私が本を出してメディアに注目された時もこのことを言っていただきました。多分、“調子に乗るなよ”ってことなんだと思います。驕らない、絶望しない、状況は常に変わる。いつもこのことを心に留めています」