洗顔・クレンジングだけでは
落としきれない汚れがある?

美肌づくりに効果的なのは肌の表面にある角層(角質層)をうるおいで満たし、ケアすること。しかし様々な理由で角層が乱れると古い角質(老化角質)が肌に蓄積し、美肌にはほど遠い状態に陥ってしまいます。さらに、蓄積した角質を洗顔で洗い落とそうとしてゴシゴシこすると、肌に大きな負担がかかり肌荒れ等を引き起こす可能性が大! 洗顔の目的はほこりや汗、汚れを落とすこと、クレンジングはメイクや皮脂汚れを落とすことであり、溜まってしまった古い角質を洗顔・クレンジングだけできれいに落とすことは難しいのです。

そもそも角質・老化角質ってなに?

皮膚の一番外側には「表皮」があり、ターンオーバー(表皮の一番奥にある基底層で細胞が生まれ→形を変えながら表面に押し上げられ→角質になり→やがて垢になりはがれ落ちるサイクルのこと)を繰り返しながら日々生まれ変わっています。しかし、紫外線や乾燥、加齢などの原因でこの生まれ変わりのサイクルが乱れて角質が剥がれにくくなると、肌の表面に古い角質が蓄積した状態になってしまいます。

古い角質を放置すると
どうなる?

肌の表面に蓄積した古い角質を放置すると、ゴワつきやキメの乱れ、くすみなど肌の不調が発生し、透明感も大幅にダウンし、くすんだ印象に。また皮脂と角質が混ざると角栓となり、毛穴が詰まります。まさに負のスパイラル状態に! 肌のパッと見の印象をアップさせ健やかに整えるためには、古い角質を正しいケアでしっかり取り除くことが何よりも大切です!

※くすみとは角質の肥厚によっての透明感が失われ
乾燥でくすんだ肌色に見えること

ふきとり化粧水で、
やさしく角質ケア

そこで、ぜひ取り入れたいのが〝ふきとり化粧水〟です。洗顔では落としきれない不要な角質を植物のチカラでマイルドに取り除くことができ、使い続けることでキメが整います。さらに毛穴が詰まりにくくなり、その後行うスキンケアのなじみもアップ♪ 洗顔後にふきとり化粧水を使うことを、ぜひ毎日のスキンケアルーティンに組み込みましょう。洗面所の見えるところに置いておくなどの工夫をすると、使い忘れることもありません。

ふきとりケアの必需品であるコットン。意外と正しい使い方を知らない人も多いのでは? コットンは繊維の流れに沿って肌の上を滑らせるのが基本。寸法が長い方に繊維が流れるため、横長に持つのが正解です。

コットンを中指と薬指にのせ、人差し指と小指で両端をはさみます。頬や額など、広範囲に使用したいときはこの持ち方がベストです。

力を入れず、顔の中心から外側に向かってやさしくすべらせましょう。

小鼻や目の周りなど凸凹がある細かいパーツに使用するときは、コットンを中指にのせ、人差し指と薬指で両端をはさみます。

角栓が気になるからと言って、強くこするのはNGです!

使い続けることで透明感がアップするだけでなく、肌コンディションが整っていくなんてうれしい! 2月10日のふきとりの日をきっかけに、さっそくスタート♪