洗顔を侮るなかれ。
汚れ、よどみのある肌に
幸運は宿らない

西洋占星術において、200年続いた土の時代から風の時代に入ったと言われ、丸2年。より軽やかに、よりクリアに、より自由に生きる風潮が自然に受け入れられているように思います。美容においても意識すべきは「軽やかさ」と「クリアなみずみずしさ」なのだとか。
「美容に置き換えて考えてみたときに、例えば隙のないマット肌や幾重にも塗り重ねたツヤ肌ではなく、軽やかでありながら透明感を携えたようなエアリーな肌がいい気を引き寄せます。そのためにはメイクでどうこうする以前に、土台となる素肌のお手入れが必要不可欠です。くすみや、よどみ、滞りを運は嫌います。つまり、皮脂や汚れがたまり、くすんだ肌に幸運は訪れません。きちんと洗顔したクリアな素肌というのが開運の基本です」

マジェスタ Wクレンジング フォーム

「何で洗顔するかもとても大切です。軽やかさやエアリーというのがキーワードになるので、泡立ちがいいものを選びたいですね。空気を含んだきめ細かい泡で丁寧に洗いましょう。」

洗顔料を規定量手のひらに出したら、たっぷりの水かぬるま湯を合わせ、まずはざっくり泡立てます。気泡が出来始めたら人差し指、中指、薬指の3本指を使って細かく手のひらをスライドさせ写真のようにツノが立つぐらいまで泡立てましょう。

きめ細かい泡ができたら顔全体を包み込むように泡をのせ、指の面を使って優しくクルクルしながら洗います。

顔を平面ととらえてしまうことにより、洗い残ししやすい場所がこめかみ。髪の生え際に近いということもあり、洗いづらい箇所でもあるのですが、ここも忘れずに指の腹を使ってしっかり洗いましょう。

口元や小鼻の脇など汚れが溜まりやすく、なおかつ細かい部分も洗い残ししがち。指の腹を使ってきちんと汚れをかき出していきましょう。

スキンケアは保湿ファースト
うるおいに満ちた肌に

「運を運ぶのは水と風と言われているのですが、肌にとって大切なのも水=すなわちうるおいです。土に例えて考えてみましょう。砂漠のような乾燥している状況だと、風が吹くと土が舞い地面が安定しません。ですが、しっかりと水分を蓄えた地面だと土が舞うこともなく整った土壌で植物なども育ちますよね。肌も同じこと。たっぷりと保湿された肌は、水と風のバランスが取れているため運を呼び込める状態と言えます。保湿は幸せの第一歩と意識し、丁寧に保湿ケアしていきましょう。」

化粧水をコットンに取る際、量が少ないと肌に摩擦を起こす原因に。コットンの裏と指先までしっかり染み渡る量を使いましょう。

化粧水をたっぷり含んだコットンで全顔に塗布していくのですが、頬や額・フェイスラインなどの広い面に塗るときは指の内側全体があたるように丁寧に細かくすべらせていきます。叩き込んだり、こすらないよう注意しましょう。

目元や口元、小鼻の脇など細かい部分にもしっかり化粧水を塗布したいのですが、その際は指先で優しくなでるようにすべらせましょう。力を入れすぎないように注意。

コットンで惜しみなく全顔に化粧水を塗布したら、仕上げは手のひらで包み込むようにしてハンドプレスをしましょう。化粧水を角質層深くまで送り込むようなイメージでやさしくじんわりプレスしていきましょう。

洗顔も保湿もちゃんとやっていたつもりですが、毎日のことなので改めて丁寧にお手入れをして「運を呼び込める素肌」を作っていきたいと思いました!

藤島佑雪さん

開運アドバイザー・占い師。元銀座ホステスという経歴を経て開運アドバイザーへ転身。『VOGUE JAPAN』WEBサイトにて「元ホステス・藤島佑雪が教える開運↑美女になる方法」を連載中のほか、多数のWEBメディアで原稿を執筆。著書に『元銀座ホステスが教える 強運! 美女になる方法』 (文藝春秋刊)1,380円+税 がある。