韓流女優に学ぶ
大人の美ツヤ肌ポイントは
頬と目周り

韓国女優の内側から光輝くような美ツヤ肌。メイクでのツヤ演出も大きな力を発揮しています。ベースメイク起点で考えると、ツヤ=ハイライト? と思いがちですが、ともするとやりすぎのテカテカ肌になってしまう恐れも。今話題のナチュラル美ツヤ肌を目指すなら、ベースメイクは薄く重ねていき頬と目周りにツヤを与えてあげることがポイントだとか。頬と目周り(特にこめかみ)にツヤがあると全体的にツヤのある肌という印象を与えられるから。この二点のポイントを押さえつつ早速その方法を見ていきましょう。

ナチュラル美ツヤ肌を作る
6のツール

1 ドレスディア カラー コントロール ベース 03
2 エット スキンファンデーション シアー
3 ドレスディア パーフェクトカバー コンシーラー
4 エット スキンルースパウダー
5 プロフェッショナルブラシ ハイライト F3
6 プロフェッショナルブラシ フェイス F1

下地、ファンデーション、コンシーラー、パウダー、それぞれを薄く重ねて密着させて美ツヤ肌を作ります。大切なのは最後のパウダー。パフではなく、必ずブラシを使うのがポイント。ブラシの方が、粉が肌にフィットするから。薄く重ねてきたベースメイクが全て一つになってピタッと密着することでナチュラルで美しいツヤが出てくるのです。

下地を指先にとってからそのまま肌にのせるとムラつきの原因に。必ず写真のように指先を合わせてなじませてから肌にのせるようにして。

まずは目の下や頬の部分に指の腹をポンとスタンプのように押し付けて下地を塗布。額・顎も同様に塗布する。

スタンプ塗りをしたら指の腹で優しくぽんぽん叩き伸ばしていく。内から外へ伸ばすのがポイント。この時下地を追加で出さなくてOK。

薄くレイヤーしていくのが美ツヤ肌のコツなので、注意したいのがファンデーションの量。写真のように米粒程度で十分。

下地同様、ファンデーションも肌にのせる前に必ず指先でなじませてからスタンプ塗りを。全顔に塗ったら指先で丁寧に叩き伸ばして。

スティックタイプのコンシーラーを少し出し、指の腹にとって。体温でジュワッととろけさせるイメージ。

下地、ファンデーションと同じように指の腹に取ったコンシーラーを気になる箇所にぽんぽんとスタンプ塗り。その後細かく叩きながら丁寧になじませて。

目周り、頬などの気になる箇所をカバーしたら追いコンシーラーをせずに、指に残ったものを小鼻の脇、口角にも塗布。

ハイライト用のブラシを目周りの仕上げに使用。ブラシにパウダーを含ませる目安は写真くらい。内側まで入れ込む必要はなく、2、3度粉を絡ませるイメージ。

ブラシに粉を絡ませたら写真のように、ブラシを寝かせて目周りを囲うように粉を置いていく。

なじませる前に必ずブラシに含まれた余分な粉を落として。

余分な粉を払ったブラシを今度は立ててひたすらくるくる。粉を肌に密着させます。ブラシで肌を磨きあげるイメージで、くるくる20回以上ブラシをすべらせて。

目周りのパウダー仕上げと同様にブラシに粉を絡ませたら横に寝かせて全顔に粉をのせていく。

目周り同様、粉が全体に乗せ終わったらブラシに残った粉を落とし、その後はひたすら筆をくるくるすべらせながらパウダーと肌を密着させていきます。2、3分ほど丁寧にくるくるすると自然なツヤが生まれます。この研磨をきちんとしないとツヤは生まれないので、丁寧に時間をかけて行いましょう。

ツヤの大敵!
クマ、くすみを一掃するツボ押し

せっかくきれいに美ツヤ肌メイクしても、クマやくすみがあったら魅力は半減。そこで、メイク前、スキンケアの仕上げに簡単なマッサージでくすみ・クマ対策を。より美ツヤ肌メイクが映える肌を目指しましょう。

上まぶたの目頭から写真の矢印の方向に指の腹を滑らせ目周りの詰まりを流す。爪を立てないよう注意して。

下まぶたも目頭側から指の腹を滑らせながら目尻→こめかみまで。こめかみまで滑らせたらこめかみをプッシュ。

手のひら全体で額を横になでる。左手で右から左に向かって。右手は左から右に向かって。左右1回ずつ流しましょう。

指の腹で顎中央から口角フェイスラインを通ってこめかみに向かって滑らせる。最後はこめかみをワンプッシュ。

仕上げにこめかみから首筋を通って鎖骨まで少し圧をかけて流す。

ベースメイクを丁寧に重ねていくことが大切なんですね。ブラシで肌をくるくるは気持ちよさそうでもあるので早速実践してみます。

Carrieさん

タレント、女優からの指名も多く、ブランドカタログなど様々なメディアで人気のヘア&メイクアップアーティスト。女性の可愛らしさを引き出すメイクテクニックにファン多数。