洗髪で大切なのが無駄な刺激を与えずにしっかり汚れを落とすこと。顔の肌はこすらないよう意識するのに、頭皮となるとゴシゴシこすったり、逆に適当にささっと洗っていませんか？頭皮も顔と同じように優しく扱うべきなんです。そこで見直してほしいのがお湯での予洗いです。熱すぎないシャワーでしっかり地肌と髪を予洗いしてほしいのです。予洗いの理想時間は３分。毛穴を開かせ、後のシャンプーの泡立ちなども格段に変わってくるので是非実践ください。

わざわざ頭皮マッサージをする時間が取れない！という方はお湯での予洗いの時などに指の腹で頭全体を揉んでみてください。側頭部、頭頂部、後頭部など満遍なく行って。

シャンプーを使う際、きちんと泡立ててから洗いましょう。泡立ちが少ないと頭皮を傷つける原因にもなりかねません。また、爪は立てずに指の腹で揉むように洗うと凝り固まった頭皮を柔らかくする効果もあるので一石二鳥です。

濡れた状態の髪はキューティクルが開いていて一番無防備。タオルドライだけで終わらす…は絶対NG！ドライヤーで必ず乾かしてほしいのですが、ドライヤーも当てすぎは乾燥を招くので使い方次第では髪を傷める原因になることも。美ツヤ髪へと導くドライヤー法は２つのポイントを守るだけ。

髪は一旦乾くと形状記憶されてしまうので、濡れてる時が肝心です。毛先から乾かしがちですが、過度に乾かしすぎて乾燥の原因になるのでNG。必ず髪の根元から下から上へかきあげるようなイメージで少し髪にテンションをかけながら風をあてて。

髪の内側が乾いたら表面を乾かしていきます。写真のように髪にテンションをかけて引っ張りながら真上からドライヤーをあてていきます。髪の毛のキューティクルに温風でアイロンをかけるイメージです。このひと手間でツヤは格段にアップします。

健やかな頭皮を育むために一石二鳥なのがブラッシングです。髪を洗う前にブラシを通すことで汚れを落とすことができるのと、頭皮マッサージも兼ねられるからです。ブラッシングでマッサージを続けるとフェイスラインもぐっと上がるのでいいことづくめですよ！

ブラシでこめかみから顔全体を斜め上に引き上げるようなイメージでとかして。ブラシの先端が丸くなっているパドルブラシなどであれば頭皮を揉むようにブラシで刺激して。

後頭部のマッサージにもなるブラッシング。根元からとくことで汚れもしっかり落とせます。