【美の秘訣①】
化粧水は3度づけ!
スキンケアは
5ステップがキホン

夜のスキンケアは、導入美容液、化粧水、パック、美容液、クリームと、5ステップでしっかりとお手入れしている藤田さん。化粧水は、コットンでふきとりをした後、パッティングをして入れ込むという流れ。「肌にとって摩擦は絶対NGなので、軽く撫でるような感じで、顔から首までのコットンで化粧水をつけます。コットンはしっかり化粧水で湿らせて、摩擦が起きないようにするのもポイントです。その後は、その日の肌状態をみて、化粧水を2〜3回ほど重ね付けをしていきます。肌に触れた時に、手のひらが肌に吸い付くまで化粧水を入れ込んであげてくださいね。これが、しっかり保湿ができている証拠です!」

フラワーデザイナーの藤田さんの朝は早い!お花の買い付けで4:30に家を出ないとならず、ゆっくりスキンケアをしている時間がない日は、家に帰ってきてから再び、洗顔してスキンケアをやり直すそうです。
「このステップは、もうルーティンになっているので苦ではないんです。私にとっては、歯を磨いて顔を洗うのと同じこと。楽しみながら続けています」

【美の秘訣②】
ドライヤー中はパックを
「風は肌に大敵です!」

「化粧水をつけた後は、パックをつけながらドライヤーをかけています。ドライヤーの風が直接肌にあたると乾燥するので、パックでドライヤーの風をカバーしているんです。40代前半くらいに始めてから、乾燥知らずになりました。乾燥肌さんには特におすすめしたいお手入れ方法ですよ」

【美の秘訣③】
徹底した紫外線対策
「日傘は4本ストックしています」

紫外線は「百害あって一利なし」と語る藤田さんは、徹底した紫外線対策をしています。日傘は、車に1本と持ち歩き用に1本、ストックで2本。全部で4本ストックしていて、部屋や車など至るところに、UVグッズを準備しているというから驚きです。
「2月の立春から11月くらいまでは、日傘をさします。加えて、洗濯物を干す用の帽子、車には帽子はもちろん、UVパーカーやUV手袋も常備しています。家で本を読むときには、帽子をかぶることもあります(笑)」
突然ですが、UVカット加工がされた日傘の寿命が、2〜3年って知っていました?「晴雨兼用の傘が売られていますが、雨に濡れるとコーティングが取れてしまうので、できれば雨用と晴用で分けたほうがいいですよ」と藤田さんは教えてくれました。

「毎朝、日焼け止めクリームを顔からデコルテまでかかさず塗りますが、日焼け止めは塗り直すことも大切です。1日外出するような日は、ファンデーションは軽めに付けておき、日焼け止めを塗り重ねることができる状態にしておきます。また、日焼け止めは、SPFばかりに気にしてしまいがちですが、PA値も意識した方がいいです。私は、PA++++の日焼け止めを選んで使っていますね」

紫外線を浴びすぎたと感じる夏の終わりには、肌が老化したように感じるという藤田さん。「紫外線にあたらないとシミが出ないことを、このコロナ禍に実感しました。普段はマスクをつけているし、日差しの強い海外に行くことも減ったからです。ちなみに私は、ハワイやフランスなど、海外旅行に行く時も必ず日傘をさしています。フランスでは『今日雨降るの?』ってよく声をかけられます(笑)旅行の時は、マルチビタミンを持っていきます。日常的にビタミンB2、B6、Cを摂るようにしていて、朝ごはんは旬のフルーツを食べることも多いですね」

「健康じゃないと、きれいでいられない」と50代になってからは、健康第一で生活しているという藤田さん。「縦のシワは嫌だけど、横のシワはいい。幸せなシワは刻んでいきたいですね。かわいいおばあちゃんを目指して」と微笑みながら言っていたこの言葉が、とても印象的でした。