オールシーズン使える
洒落アイシャドウは…?

シーズン問わず使えるアイシャドウとはズバリ「淡色と濃色の組み合わせで繊細なパール発色をするパレット」とヘア&メイクの久保さん。「ラメではなくパールであることで〝目元の光〟を調節でき、奥行きや明るさなど表現することができます。今回セレクトしたVietaグロウフィットアイズ05(グレージュネイビー)は、深いネイビーカラーが一見難しそうな印象を与えますが、パール感があることに加え塗り方次第で夏はアイラインっぽく使ったり、秋は深みを演出するのに使ったりと実はかなり便利な色です。不器用さんでもお洒落にまとまる夏から秋へのスイッチ⇄メイク法をお伝えしますね!」。

軽やか仕上げの夏アイメイク

夏メイクは太陽の光を受けキラキラと輝きつつ、透明感と目ヂカラ、双方のバランスをとった〝いまどきの抜け感〟が特徴です。工程はたったの4つ。何でどう塗るかがポイントなので、HOW TOを見ながら早速メイクしてみましょう。

パレットの1を指の腹に取り、アイホール全体に塗る。クリームタイプなので、指で塗る方がまぶたにフィットしやすいです。

パレットの1を付属している太チップの先に取り、下まぶた全体に塗る。

パレットの2を付属の太チップに取り、二重幅に塗る。目頭や目尻に塗り漏れがないよう注意。

パレットの3を付属の細チップに取り、目尻にすっと流す感じでラインを引く。目尻側の黒目の橋を起点にするとGOOD。太くならないように注意して。

深みをプラスした秋アイメイク

同じパレットを使っているのに塗り方の違いでグッと秋感アップ。ポイントは深いネイビーを最初に塗って徐々に淡い色でぼかしていくという手法です。自然なグラデーションでなおかつ奥行きある目元で季節を先取りしましょう。

パレットの3を付属の細チップに取り、二重幅の半分ぐらいの太さで塗る。目の幅いっぱいにささっと2往復チップを動かすイメージ。のちにぼかしていくのでここは大雑把でOK。

パレットの2を付属の太チップに取り、アイホール全体に塗る。①で塗った深ネイビーの上に重ねる感じで。境界線を作らず思い切って混ぜるイメージでチップを動かして。

パレットの2を付属の細チップに取り、下まぶたに塗る。目頭から目尻まで塗り漏らさないよう注意して。

パレットの1付属の太チップに取り、②のシャドウにかぶせる感じでアイホール全体に塗り広げぼかす。

ハードルが高そうなネイビーカラーの入ったパレットですが、塗り方次第で涼しげにも奥行きある印象的な目元にもできて驚きです!

久保フユミさん

女性ファッション誌、美容雑誌を中心に活躍するヘア&メイクアップアーティスト。定番アイテムでのメイクも久保マジックにかかると新鮮&洒落感アップ。すべての世代からラブコールの絶えない人気者。