表情を明るく見せる
光メイクの効果って?

メイクする際に明るさ(光)をプラスすると全体にメリハリがつき、より立体感のある表情を手に入れることが可能。アイシャドウは明るめの色を意識してチョイス。印象がグッと華やぎ、まるで目元に花が咲いたように気分も晴れやかに♪ またベースメイクの基本は、徹底した保湿にあり。肌に化粧水や美容液の潤いが残っているうちにファンデーションを重ね、ツヤ感を出しましょう。

ベースメイクは
〝ほどよいツヤ感〟がキモ

ベースメイクは、暑苦しくならない程度のツヤをプラスすることが大切。「メイクアップベースを塗布する際は直前のスキンケア(化粧水や美容液、乳液)が乾かないうちに、ファンデーションを塗布する際は直前のメイクアップベースが乾かないうちに重ねましょう。最後にルースパウダーで仕上げれば、ツヤ感が程よく落ち着き、シースルーのようなおしゃれな肌質を演出できますよ(キャリーさん)」

ベースを適量とり、頬やあご、額にポンポンと置き、全体に広げていく。直前のスキンケアが乾いてないうちに行うとなじみも良く◎。

ファンデーションを適量とり、頬やあご、額にポンポンと置き、全体に丁寧に塗布。①で塗った下地が乾かないうちにオンすることで、ツヤ感がアップ!

部分用ファンデーションを目の下にトントンとなじませる。気になるクマをカバーするのはもちろん、目元のくすみがクリアになることで明るい印象に。

ルースパウダーを大きめのブラシに取り余分な粉をはらったら、全体に大胆にのせる。最後に何もつけていないブラシを肌の上でくるくると動かして。パウダーがよりなじみ、テカリを抑え洗練された肌印象に。

チークでほのかな
血色感を出す

「目元に遊びを持たせたメイクの場合、チークを全く入れないと、目元と頰のコントラストが強くなりすぎるのでNG。チークは必ず使いましょう。頬全体に広めに入れ、全体のバランスをとるとGOOD!(キャリーさん)」

1のチークをブラシに取り、頬骨の一番高いところにくるくるとのせる。その後、左右にブラシを動かしなじませる。さらに2の左側のチークをブラシに取り、上から重ねる。チークを重ねることで深みが増し、より立体感のある表情に。

2の右側のハイライトカラーをブラシに取り、目の下とTゾーンにササッとオン。レフ板効果で目元が明るくなり、ホリ深な印象に。

カラフルなアイシャドウで
ポップな目元に

梅雨のジメジメも吹き飛ばすような、明るい目元で憂鬱な気分を一新!「遊び心のある色を使用する際、上まぶたと下まぶたの色を同系色にしてしまうと、腫れぼったく見える可能性が。上下の色を思い切って変えることでシャープな印象になり、かつ“色で遊んでいる”ということも主張できるのでおすすめです。目のキワに少しブラウンを入れ、全体を引き締めることを忘れずに!」(キャリーさん)

1のaをチップかブラシにとり、アイホール全体にオン。少し広めに大胆に色をのせて。

2のcをチップにとり、下まぶたの目尻から目頭に向かってオン。目尻を始点にして目尻側を濃くすることで、メリハリをつけて。

1のbをチップにとり、アイラインのように目のキワに色をのせたら、細めのチップにシャドウをとり目尻をVの字で囲む。

透明感あふれる光メイクで
雨の日もごきげん

「潤いをキープしたベースメイクЧ明るい目元」のかけ算で、まるで輝く光を放つような、ポジティブメイクが完成♪ 雨の日のお出かけが、いつもより楽しくなりそう。

パッと見上級者向けに見えるカラフルなメイクも、実は色の選び方や塗り方を工夫すればハードルがグンと下がります。思い切ってチャレンジしてみて!

carrieさん

メイクアップアーティスト。大胆で今らしいスタイルに繊細な技術が掛け合わされた美しいメイクが多くの支持を集め、CM、広告、雑誌などで幅広く活躍。